第二次狭山意見広告運動に御賛同いただいた皆様に、心から御礼申し上げます。多くの賛同のおかげをもちまして、第二次狭山意見広告は、コロナ禍にも負けず、目標の約半分まで到達しました。感謝に堪えません。
しかしこの度は、意見広告の掲載日を、当初予定した今年(2020年)10月から、1年程延期せざるをえないことを、おことわりしなければなりません。
コロナ禍のなかで、この賛同運動も、所によっては大幅な制約を余儀なくされ、広告の実現までには、まだ倍以上の拡大へ、懸命に努力しなければなりません。
また、狭山第3次再審の進行状況も関係します。東京高裁の狭山担当裁判長は、後藤眞理子裁判長が、結局、何らの判断もしないまま、6月に退官しました。新たに大野勝則裁判長が就任しましたが、下山鑑定をはじめとした事実調べの焦点化は、来年にもちこされました。
以上のことから、意見広告の掲載日も1年程延期とし、かつ、事実調べの焦点化によっては、前倒しも覚悟してのぞみます。
下山鑑定人の尋問をはじめ、事実調べの実現は、これまでにも増して重要です。検察は意見書において、万年筆の「水洗いの可能性」論をもちだし、下山鑑定を否定してきました。この検察意見を徹底して粉砕し、鑑定人尋問を何としても、実現しましょう。第二次狭山意見広告は、その世論を大きくつくりだすにちがいありません。
身の引き締まる思いで、意見広告の実現を固くお誓いして、おことわりといたします。皆様には、ひきつづき第二次の賛同の拡大へ、さらに友人・知人へのよびかけをお願い申し上げます。
2020年10月
狭山意見広告運動
●東日本 〒105-0003 東京都港区西新橋1-9-8
南佐久間町ビル2階 むさん法律事務所内
℡ 070-3127-0011
●西日本 〒577-0809 大阪府東大阪市永和2丁目14-11
松平要東大阪市議会議員事務所内
℡ 090-9254-2398
●メールアドレス sayamajiken_koukoku@yahoo.co.jp
第2次狭山意見広告運動がスタート!
狭山意見広告運動に御賛同いただいた皆様へ
~ひきつづき第2次意見広告への御協力をお願いします~
一昨年5月の狭山意見広告の毎日新聞掲載に際しましては、たいへんご苦労をおかけしました。おかげさまで、大きな反響をよび、その後の西日本新聞、朝日新聞近畿・中四国版、朝日新聞東日本版と、1年にわたるブロック毎の意見広告にも繋がりました。御賛同いただいた皆様には、改めて御礼申し上げます。
その後、弁護団は、一昨年8月に万年筆・インクをめぐる下山第二鑑定を提出しました。第二鑑定では、蛍光X線分析によって、発見された万年筆のインクからは、被害者が使っていた万年筆に含まれるはずのクロム元素が、まったく検出されなかったことを証明しました。またしても、石川一雄さん宅から発見されたとする万年筆は被害者のものではなく、何者かにしかけられた偽物であることが証明されました。
検察は、当初は「実験もして反論する」と言いながら、一年以上も引き延ばし、あげくに「反論の見通しもたたない」と言い出す始末です。
下山鑑定は、狭山事件の本質をついています。石川さんを有罪にした決め手の証拠は、警察の手によってねつ造されたことを、完璧にあばいています。狭山事件は、部落差別による権力犯罪に他ならないと、科学が証明したのです。
しかし、だからこそ、検察は延々と必死に時間稼ぎをし、裁判所はそれを容認し、グルになって闇に葬ろうとしています。
狭山事件では、司法の舞台と、もう一つ、権力犯罪を許さない大きな世論がないと真実に迫れません。「これだけの証拠を、裁判所はなぜ調べないのか」「ただちに鑑定人を呼んで、事実調べを行え」と、大合唱しましょう。どうか、一緒に声をあげてください。力をおかしください。
皆様には、ひきつづき第二次への御賛同、さらに友人・知人へのよびかけをお願い申し上げます。
2020年1月
狭山意見広告運動
東日本 〒105-0003 東京都港区西新橋1-9-8
南佐久間町ビル2階 むさん法律事務所内
℡ 070-3127-0011
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